メガヘルス通信
今年は全国的に梅雨が早まっているようで、東京でもすっかり雨~曇り模様の毎日です。春の気持ちの良い季節は緊急事態宣言でほとんど外出が難しい状況でしたから、季節の移り変わりになかなか気持ちと体が追いつきませんね。こんな時でも、梅雨は例年通りジメジメします。実は梅雨に健康問題を感じられる方が多いので、今回は3つのご用心のポイントをお伝えいたします。
まずは汗による冷えにご用心。じめじめして汗ばんでいる時間が長くなると体を冷やす原因となり、気温は高いのに寒くて風邪を引いた・・・なんてことに。通気性の良い服を着て、その上でカーディガンや夏用の上着などの羽織りもので体温調節を行うようにしましょう。
次はカビにご用心。湿気を放置すると知らぬ間に部屋がカビだらけに・・・冷蔵庫の中もすぐに痛む・・・という事態になります。たまにある天気の良い日には窓を開け、換気をしましょう。また、梅雨が深まる前に部屋の掃除をして、物や衣類が折り重なっている箇所や埃がたまっている箇所に湿気が滞らないように風の通り道を作って下さい。部屋全体の気の通りも良くなり、気持ちが良いですよ。冷蔵庫の中身も定期的にチェックし、カビたものを食べないように細心の注意を払いましょう。傷んだ食べ物に付くカビは人体に悪影響のあるものが多いため、菌は菌でも菌食にはならない悪い菌です。
そして自律神経にもご用心。停滞する低気圧の影響で、自律神経のバランスが崩れたり、そこから偏頭痛が出たりしがちです。梅雨の季節には雨の中で無理して外出して体力を消耗することは極力控え、おうち時間を増やしてゆっくりとぬるめのお風呂に入る、気温が上がったからと言ってジュースなどの冷たいものを飲むのではなく温かい飲み物をゆっくりと飲むなど、リラックスを心がけて、自律神経の緊張を緩めてください。
この3つのご用心ポイントに気をつけて、元気に梅雨を乗り切りましょう!