四季逍遥展(12/7~)に合わせて、安田靫彦の春夏秋冬4種1セットポストカードを販売開始いたします。 | BIOTEC公式ホームページ 四季逍遥展(12/7~)に合わせて、安田靫彦の春夏秋冬4種1セットポストカードを販売開始いたします。 – BIOTEC公式ホームページ

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2025/12/03四季逍遥展(12/7~)に合わせて、安田靫彦の春夏秋冬4種1セットポストカードを販売開始いたします。

安田靫彦画、春夏秋冬4種1セットポストカードイメージ 

 この度、「四季逍遥」展(会期:2025年12月7日―2026年3月28日※12月9日(火)は振休休館)に合わせて、安田靫彦の絵画春夏秋冬をイメージした4種類1セットのポストカードを販売開始いたします。販売価格は4枚入り1セット単位での販売(単品販売不可)で、1000円となります。お電話(バイオテック代表電話:03-3511-9711もしくはE-mail: shigyo_collection@biotec1984.co.jpに氏名、ご住所、お電話番号、個数を明記をお願いします)でもご注文承ります。郵送をご希望の方は、一律430円の送料が別途かかります。展覧会会期以降も常時販売となりますので、ぜひ年間を通じてご用命頂けましたら幸いに存じます。
※年内には執行草舟公式YouTubeチャンネルのオンラインショップにても購入できるよう対応してまいります。

春:安田靫彦画「阿呼詠詩」

 春:安田靫彦画「阿呼詠詩」
菅原道真の子供の頃を描いた、月の夜、白梅の樹のもとで筆をとる阿呼(道真の幼名)を描いた美しい作品です。「月夜見梅花(げつやばいかをみる)」「月は雪の如く輝き 梅花は星の照るに似る 憐れむべし金鏡転じ 庭上に玉房馨れるを」(意味:月は雪のように輝き、梅の花は星が照るように見える。ああ、丸い月が空を巡り、庭には芳しい梅の香りが満ちていることよ)という漢詩を、わずか十一歳のときに詠じたシーンです。新春にもぴったり、また年間を通じて学問にまつわる吉運のしるしとしても、季節問わずにご使用いただけます。

夏:安田靫彦画「八橋」

 夏:安田靫彦画「八橋」
『伊勢物語』の在原業平が京から東へ下る旅の途中、三河の国(現在の愛知県知立市あたり)の、かきつばたの花が美しく咲き誇る「八橋」に着いたあの有名なシーンを描いた作品です。業平はかきつばたに感じ入り、頭文字をかきつばたで始めた「からごろも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもう」という和歌を詠じたのです。かきつばたの深い群青と、業平の青い衣に、さわやかな初夏の風を感じる作品です。

秋:安田靫彦画「柿」

 秋:安田靫彦画「柿」
本作は、中山義秀による松尾芭蕉の生涯を描いた長編小説『芭蕉庵桃青』(中央公論社、文庫版)の表紙にもなった、強い存在感を放つ柿を描いた一作です。安田靫彦が草樹、花や植物を愛で、大磯の自宅の庭は梅の花咲き誇る「小梅林」となっていたことはよく知られています。また日常で食した果実や季節の素材なども、折々につけ描いていました。柿をモチーフにしたスケッチなども複数ありますが、なかでも本作は着彩もしっかりと完成させた作品です。秋の夜長にこのハガキでお手紙を書いてみてはいかがでしょうか。

冬:安田靫彦画「吉野のわかれ」

 冬:安田靫彦画「吉野のわかれ」
かの有名な、主君・源義経と家臣・佐藤忠信の、吉野山での最期のわかれを描いた、涙なくしては語れぬシーンです。義経が頼朝の反感を買い、吉野山に静御前と臣下たちと身を潜ませていました。ほどなく追手の僧兵に追われることになり、義経の兜をかぶって身代わりとなった忠信が囮(おとり)となってくいとめるうちに、義経は東北へと逃げていったのでした。武士道の極みとも言える、雪のちらつく主君と家臣のわかれの、身を切るような吉野山のシーン。季節問わず、武士道精神を伝える一枚です。

「四季逍遥」展 メインイメージ 安田靫彦画、春夏秋冬4作 

「四季逍遥」展開催期間:2025年12月7日(日)~2026年3月28日(土)
※2025年12月9日(火)は振替休日で閉館・全社お休みとなります。年末年始の予定はこちら
執行草舟コレクション/戸嶋靖昌記念館
東京都千代田区麴町1-10 バイオテックビル内
開館 火~土曜 11:00-18:00 /日祝・月曜定休
※ご来館をご希望の方は事前にご一報ください。
Tel:03-3511-8162

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