メガヘルス通信
本日はオーストリアから、ニクラス・サルム=ライファーシャイト伯爵と御母堂様、そして日本人ピアニストの本尾かおる様がご来館下さいました。ライファーシャイト伯爵は山縣有朋内閣・松方正義内閣で外務大臣を務めた青木周藏子爵のご子孫に当たられます。そして、そのご縁で日本の明治時代頃のことも歴史学の観点から研究なさっているのだそうです。
伯爵は、宮本武蔵の書を大変気に入っておいででした。宮本武蔵の字には、骨力があります。その骨力が、対峙する者の魂に力強く語りかけて来るのです。青木家も士族ですから、ライファーシャイト伯爵の中に燃えている武士道の魂が、宮本武蔵の書と共鳴したのだと思います。国を超えたこの素晴らしい出会いを嬉しく思います。