2023年10月3日-2024年1月27日の会期で、「スペインの風」-戸嶋靖昌展を開催します。 | BIOTEC公式ホームページ 2023年10月3日-2024年1月27日の会期で、「スペインの風」-戸嶋靖昌展を開催します。 – BIOTEC公式ホームページ

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2023/09/132023年10月3日-2024年1月27日の会期で、「スペインの風」-戸嶋靖昌展を開催します。

〈スペインの風〉戸嶋靖昌画

 スペインの風に誘われ、およそ30年にわたり画業を彼の地で続けた洋画家 戸嶋靖昌――。2020年に開催された秋田県立美術館「縄文の焔と闇」展以来、約三年ぶりの個展を戸嶋靖昌記念館展示室(東京都千代田区麹町)にて開催いたします。「スペインの風」(会期:2023年10月3日~2024年1月27日)と題し、戸嶋靖昌のスペインでの画業を中心として、帰国後の弊館との共働において制作された作品も含め、代表作を多数展示します。

 また、10月1日刊行予定のARTIS25号では展示に関連した同テーマで、スペインと日本の風土の違いや混合によって生み出される創造力について思索します。文化・風土の異なる国において、そのエネルギー体が芸術に与える影響を、日西を比較しながら試みに論じます。

 また、駐日スペイン大使館(東京都港区六本木)にて、執行草舟コレクション「禅と美-スペインからのまなざし」展(10月30日~11月24日予定:詳細は公式HPにて告知)が同時期の開催となります。日西友好を記念した両展覧会へとお運び頂けましたら幸いに存じます。

戸嶋靖昌(1934-2006)

 1934年生まれ。秋田県出身。武蔵野美術大学彫刻科卒業。同大同科清水多嘉示の研究室助手を務めたあと、1974年にスペインへ渡る。およそ30年間、フランコ独裁政権終焉から新しい時代を迎える現代スペインにおいて、変化する人びとの表情を見つめ、肖像画を描き続けた。アンダルシア地方のグラナダにアトリエを構え、ライフワークの人物画を制作する一方、スペイン各地を旅し、その自然風土、風景を描いた。2000年に日本へ帰国。2002年、執行草舟と出会い、戸嶋の晩年4年間にかけて、執行の肖像画ならびに彫刻を制作する。〈魅せられたる魂-執行草舟の像〉(2006年)が絶筆。72歳で病没。

〈オルベーラの風〉戸嶋靖昌 画

開催期間:2023年10月3日(火)~2024年1月26日(金)
執行草舟コレクション/戸嶋靖昌記念館
東京都千代田区麴町1-10 バイオテックビル内
開館 火~土曜 11:00-18:00 /日祝・月曜定休
※ご来館をご希望の方は事前にご一報ください。
Tel:03-3511-8162

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