メガヘルス通信
一月も大寒を過ぎ、寒の極まる中でも、弊社の工場では椿の花が冬空の下に彩りを添えています。
先日、歌人 三浦義一氏のお孫さんで、ご自身も麗しき女流歌人であられる三浦柳さんが当地を訪問されました。
そして、椿と工場の姿をご覧になるなり、万葉集から次の歌を諳(そら)んじられたのです。
三諸(みもろ)は人の守(も)る山
本辺(もとへ)にはあしび花咲き
末辺(すゑへ)には椿花咲く
うらぐはし山そ泣く子守る山
この歌は、山そのものが御神体である三輪山(奈良・大神神社)の洗練された奥ゆかしい美しさを詠んだもので、
大神神社は、酒造り(発酵醸造)即ち菌食の神様です。三浦柳さんが鋭い感性で菌食の神様の山である三輪山と工場に同じ波動を感じて下さったこと、嬉しさで胸が熱くなります。
次回は、菌食の製造工程の一部をご紹介したいと思います。