BIOTECお知らせ
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第36号が8月1日に刊行されます。「古代の息吹」という主題で、古代とつながる芸術について思索します。冒頭「一点を追う」では韓国の天才彫刻家 権鎮圭の〈自刻像〉を紹介、当館の柱となる洋画家 戸嶋靖昌との友情により日本に残された貴重な作品(戸嶋靖昌遺品)となります。「創造者たち」のコーナーでは同彫刻家 権鎮圭についての生涯を取り挙げ、また、自由企画「いま、ここで」では、縄文の息吹と白隠禅師の最晩年の書「百壽」との関係を取り挙げます。ご来館の方による寄稿文「私の眼」では、「探究心の雑食家」ハンシ氏の月山刀に関する軽妙なショートエッセイをお読み頂けます。ぜひお手にとってご覧ください。同題となる「古代の息吹」展(会期:2025/7/29~2025/11/29)が開催され、権鎮圭の時代を超越した作品をご覧いただけます。合わせてお運び頂けましたら幸いです。
ARTISにご興味のあられる方は、無料配布ならびに無料定期便にてお届けしておりますので、ご用命は戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)もしくはshigyo_collection@biotec1984.co.jp までご用命下さい。お申込みの折は、ご氏名・ご住所を承っております。
【目次】
〈巻頭〉一点を追う 権鎮圭「自刻像」
〈インタビュー〉語る芸術 古代の息吹
〈コラム〉創造者たち 権鎮圭
〈自由企画〉いま、ここで 百壽と縄文
〈寄稿〉私の眼 ハンシ
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
学芸便り