BIOTECお知らせ
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第32号が12月1日に刊行されます。今回、12月10日から開催される「剣と花」展(~2025年3月22日)に合わせ、同テーマで、芸術に現われた武士道精神すなわち「剣」、またその精華の象徴としての「花」について思索します。ご好評いただいている館長インタビューでは、日本の「剣」のもつ美しさの淵源、また、「花」の象徴する生命燃焼について語ります。
巻頭の絵画は、安田靫彦の描いた「日本武尊」を取り挙げ、その作品に隠された背景は、同号館長インタビューにて語られます。また、〈創造者たち〉のコーナーでは鎌倉より800年、刀工として伝統を守り続けた月山家を紹介します。今回、ご来館者の方のご寄稿文を掲載する〈私の眼〉コーナーでは、天根流代表。身体思想家、玄武術家の方条遼雨氏より、コレクションに秘められた執行草舟の魂を、詩的に表現した文をご寄稿頂きました。ぜひご一読ください。
執行草舟コレクション展示室/戸嶋靖昌記念館では、同題「剣と花」展(~05/3/22)にて、刀工月山家の月山貞利による刀剣、山岡鉄舟、安田靫彦の書画ほか、 武士道的な魂、 また、その生き方を「花」のごとく精華した作品を一同に展示します。ぜひお運び頂けましたら幸いに存じます。
ご興味のあられる方は、無料配布ならびに無料定期便にてお届けしておりますので、ご用命の方は戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
【目次】
〈巻頭〉一点を追う 安田靫彦「日本武尊」
〈インタビュー〉語る芸術 剣と花
〈コラム〉創造者たち 月山家
〈自由企画〉いま、ここで 熱田に咲く花
〈寄稿〉私の眼 方条遼雨
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
学芸便り