10月1日、文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第31号が発行されます。 | BIOTEC公式ホームページ 10月1日、文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第31号が発行されます。 – BIOTEC公式ホームページ

BIOTECお知らせ

2024/09/1010月1日、文化・芸術に関する定期刊行冊子「ARTIS」(隔月号)第31号が発行されます。

「ARTIS」第31号

 弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第31号が10月1日に刊行されます。今回、ベルクソン哲学の「持続する思考」を切り口に、芸術の持続性、時間性について思索します。ご好評いただいている館長インタビューでは、芸術が決して新しいものを創造する行為なのではなく、宇宙に持続する膨張エネルギーを摑むことだとして、ベルクソンの「創造的進化」について語ります。また、自由企画〈いま、ここで〉では、持続的な制作について芸術作品の創り手である北川健次氏からお話を聞いて、その行為の根底にあるものを浮き彫りにします。北川氏のブログでも本誌ならびに弊館が紹介されています。【北川健次氏のブログはこちら

 巻頭の絵画は、山口長男の簡素な線を繰り返す独特の作品「無題」を取り挙げ、〈創造者たち〉のコーナーでは西田幾多郎を紹介します。今回、ご来館者の方のご寄稿文を掲載する〈私の眼〉コーナーでは、イエズス会神父でありスペインの哲学者ミゲール・デ・ウナムーノ研究の第一人者ホアン・マシア氏より、昨年行なわれた駐日スペイン大使館にての執行草舟コレクション「禅と美-スペインからのまなざし-」展で展示されていた至道無難の書「閑」についての哲学的な評を寄稿いただきました。ぜひご一読ください。

 執行草舟コレクション展示室/戸嶋靖昌記念館では、あらたに所蔵作品となった田中昇氏の洋画家を一挙公開「イタリアの響き」展(~11/30)が好評開催中です。ぜひお運び頂けましたら幸いに存じます。

 ご興味のあられる方は、無料配布ならびに無料定期便にてお届けしておりますので、ご用命の方は戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
 


画像をクリックすると見本のページがご覧いただけます。

【目次】
 
〈巻頭〉一点を追う      山口長男「無題」
〈インタビュー〉語る芸術   持続する思考
〈コラム〉創造者たち     西田幾多郎
〈自由企画〉いま、ここで   デュカスの連続する女
〈寄稿〉私の眼        ホアン・マシア
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
    学芸便り

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