BIOTECお知らせ
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第22号が4月1日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「幽玄なるもの」というテーマで、日本の芸術、美観をつくりあげる元となった、目に見えぬものの捉え方を追求します。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、平野遼画の《森林》を取り上げます。2023年3月7日(火)-6月24日(土)まで開催予定の「色彩のフーガ」展、執行尾草舟コレクション/戸嶋靖昌記念館展示場にて、同作品がご覧頂けます。
「創造者たち」のコーナーでは、折口信夫についてご紹介、また今回の〈寄稿〉「私の眼」では、上智大学の学芸員過程の実習でご来館された、三原黎香氏による戸嶋靖昌の彫刻作品≪トルソへ≫に寄せた才能きらめく文を掲載しています。なお三原氏は、上智大学の学生記者クラブに所属され、同大卒の執行真由美副館長に取材し、記事を書いてくださいました。上智学生記者クラブ通信の記事はこちら
ご興味のあられる方は、無料配布ならびに無料定期便にてお届けしておりますので、ご用命の方は戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
【目次】
〈巻頭〉一点を追う 平野遼「森林」
〈インタビュー〉語る芸術 幽玄なるもの
〈コラム〉創造者たち 折口信夫
〈自由企画〉いま、ここで 岩に宿りしは
〈寄稿〉私の眼 三原黎香
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
学芸便り