BIOTECお知らせ
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第19号が10月1日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「流体の美学」というテーマで、宇宙の負のエネルギーであるダーク・マターを生み出す暗黒流体(ダーク・フリューィド)なる存在が、いかに芸術に表わされるのかを思索します。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、コシノジュンコ画の《無題》を取り上げます。「創造者たち」のコーナーでは、伊勢内宮禰宜の荒木田氏についてご紹介、また今回の〈寄稿〉「私の眼」では、竹本忠雄氏による≪神武天皇日向御進発≫(安田靫彦画)に寄せた、新たなる出発を予感させる文をご紹介します
現在開催中の展覧会「Sur life-生命のイマージュ」は当初9月24日(土)までの会期でしたが、ご好評につき一週間延長し10月1日(土)までとなります。
その後、展示替え期間の10月2日(日)から10月10日(月)までは閉館となり、10月11日(火)からはARTIS19号の主題となる「流体の美学」展(2022年10月11日-2023年1月28日)を開催いたします。未公開の新たに所蔵となったコシノジュンコ氏の作品や伊勢神宮荒木田氏の書ほか、暗黒流体を感じさせる展示へもぜひお運びください。開催内容につきましては追ってホームページ、展覧会ご案内葉書などでお知らせさせて頂きます。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
【目次】
〈巻頭〉一点を追う コシノジュンコ「無題」
〈インタビュー〉語る芸術 流体の美学
〈コラム〉創造者たち 伊勢内宮禰宜 荒木田氏
〈自由企画〉いま、ここで 祈りのかたち
〈寄稿〉私の眼 竹本忠雄
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
学芸便り