BIOTECお知らせ
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第16号が4月1日に刊行されます。本誌内、執行草舟へのインタビュー企画「語る芸術」の中では、「春の夢影」というテーマで、いのちの痕跡としての芸術を思索します。春の季節にその「夢」と「影」を見る、日本人独特の「もののあはれ」という美の捉え方に迫ります。
表紙と〈巻頭〉の「一点を追う」では、平野遼作の《蝶》を取り上げます。また、「創造者たち」のコーナーでは、歌人・佐佐木信綱についてご紹介します。
新しい展覧会「春の夢影―あはれなるもの」は(2022年4月5日-2022年6月11日)では、安田靫彦、南天棒を始め、日本人の美と死の感性を表現している作品を多く展示します。ぜひ展覧会も合わせてご鑑賞頂けましたら幸いに存じます。
ご興味のあられる方は、無料で配布しておりますので戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
【目次】
〈巻頭〉一点を追う 平野遼「蝶」
〈インタビュー〉語る芸術 春の夢影
〈コラム〉創造者たち 佐佐木信綱
〈自由企画〉いま、ここで 幻想即興曲
〈寄稿〉私の眼 白駒妃登美
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
学芸便り