メガヘルス通信
夏のお話ですが、娘の1歳の誕生日に合わせてやりました。一升餅!!
一升餅とは、子供の1歳の誕生日を祝って、一升(約1.8kg)のお餅を子供に担がせて、「一生」食べ物に困らず健康であるように祈願する風習です。担いだときの反応で将来を占うという側面もあり、立ち上がり歩けば早いうちから身を立てて独立できる、座り込んだままならしっかりと家を守ってくれるようになる、と言われています。
息子の時は、担がされるとわかった瞬間から大泣きし、担がされて泣き崩れて座り込み、床に倒れ込みました。そして私が気を取り直して担がせ直そうとしたところ、全速力で逃げていったのには笑ってしまいました。
今年一升餅をした娘は、担がされてぐずりながらも何歩か自力で歩き、その後、重さに耐えかねて座り込んでから仰向けで倒れ、床に転がったまま泣き続けるという結果でした。最初にぐずりながらも何歩か歩いたのは、何でも大胆にやってみる彼女の性格が良く出ていたと思います。
ちなみにお餅を包んだ濃紺色の風呂敷はバイオテックで昔作った「涙の風呂敷」と呼ばれる物で、執行草舟(おじいちゃま)の筆による「涙」の字が白く抜かれている格好良い風呂敷です。偶然にも、一升餅を背負う孫の「涙」にも寄り添うこととなりました。
さてさて、一升餅のこの結果から、彼らの将来はどのように占われるのでしょうね。両者とも最終的には床に転がって泣いていたので、なんだかんだで家のことを大切にしてくれる子たちに育ってくれるのかなとちょっぴり期待する母でした。