BIOTECお知らせ
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第34号が4月1日に刊行されます。今回、「風のかたみ」と題し、新しい時代に適した霊性表現としての芸術について、執行草舟が語ります。巻頭は広瀬功による≪林檎咲く頃≫を取り挙げ、自由企画≪いま、ここで≫では沢田英男の制作について纏めています。ご来館の方による寄稿文≪私の眼≫では、間質ゲルの研究に携わる医学博士 福士嗣海氏による、月山刀を熱力学第二法則と結び付けて評したみずみずしい文が寄せられています。ぜひお手にとってご覧ください。
執行草舟コレクション展示室/戸嶋靖昌記念館では、ARTIS34号と同題の「風のかたみ―新・コレクション―」展(会期:2025/4/1~2025/7/19)にて、執行草舟コレクションに新しく加わった所蔵作品を初公開いたします。洋画家 広瀬功、彫刻家 沢田英男といった、霊性的な、未来芸術の象徴となると執行が捉え、近年、多く集めた美術作品が中心となります。また、いままでのコレクションも組み合わせて展示。「風のかたみ」の新しい風とともに、受け継がれる霊性の変容を感じて頂けましたら幸いです。
ARTISにご興味のあられる方は、無料配布ならびに無料定期便にてお届けしておりますので、ご用命は戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
【目次】
〈巻頭〉一点を追う 広瀬功「林檎咲く頃」
〈インタビュー〉語る芸術 風のかたみ
〈コラム〉創造者たち 広瀬功
〈自由企画〉いま、ここで 生まれ出づる人
〈寄稿〉私の眼 福士嗣海
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
学芸便り