メガヘルス通信
今回は菌食製造の始めの工程、培地作りについてご紹介します。培地は菌糸体が気持ちよく育つことが出来るよう、太古の時代にあったであろう大地を考えて配合されています。この培地を培養瓶に詰め、それが菌糸体の揺り籠となるのです。
培地の原料はオガやモミ等、複数あります。その中には古来より御神木として大切にされてきた種の木々に由来するものもあります。それらがゆっくりと混ぜられていくのを見る時、私には『風の谷のナウシカ』の腐海の下に広がる浄化された新しい大地のイメージが重なるように感じられました。そこには、生命の息吹があるのです。母なる大地とは、そして母なる地球とは、生命が根付く前から既に生命を育むに足るエネルギーと神秘的な包容力を有しているものなのだと改めて気づかされます。
この後の製造工程についても追々ご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。