BIOTECお知らせ
弊館のコレクションを様々な切り口で紹介し、皆さまにご好評いただいている「ARTIS」(ラテン語で芸術の意)の第29号が6月1日に刊行されます。今回「銀河の旅」と題して宇宙と芸術の関係についてアプローチします。芸術との相関関係における重力とは、銀河とはいかなる存在か、またそれを芸術作品に表わされるのかなど執行草舟へのインタビューにて思索します。
巻頭の絵画は、コシノジュンコの「光と影の存在」を取り挙げ、〈創造者たち〉のコーナーでは萩原朔太郎を紹介します。今回、ご来館者の方のご寄稿文を掲載する〈私の眼〉コーナーでは、石黒弘之氏より、昨年行なわれた駐日スペイン大使館にての執行草舟コレクション「禅と美-スペインからのまなざし-」展を振り返った、煌めきある文を寄せて頂きました。ぜひご一読ください。
執行草舟コレクション展示室/戸嶋靖昌記念館では、「砂の時間」展(~8/31)が好評開催中です。阿部平臣氏の砂漠を描いた洋画、佐藤忠氏の近未来の金属彫刻、北川健次氏のオブジェ作品、立原青氏の砂の写真なども展示されています。ぜひお運び頂けましたら幸いに存じます。
ご興味のあられる方は、無料配布ならびに無料定期便にてお届けしておりますので、ご用命の方は戸嶋靖昌記念館(直通番号:03-3511-8162)までご連絡下さい。
【目次】
〈巻頭〉一点を追う コシノジュンコ「光と影の存在」
〈インタビュー〉語る芸術 銀河への旅
〈コラム〉創造者たち 萩原朔太郎
〈自由企画〉いま、ここで 夢より来たる
〈寄稿〉私の眼 石黒弘之
〈連載〉戸嶋靖昌からの手紙
学芸便り