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酸・アルカリを知ろう③ ~ミネラルバランスの重要性~

今回は、酸・アルカリについての最終回です。

食品中のミネラルで割合の多い、リン・カルシウムの多寡が、酸性・アルカリ性の決め手となることを、前回はご説明させて頂きました。では、果たして、どのようなミネラルバランスが望ましいのでしょうか。

リンとカルシウムの摂取比率は、等量が理想的です。
リンが多すぎても、カルシウムが多すぎても、バランスが悪いということですね。

ところが、現代生活には欠かせなくなった加工食品の中には、食品添加物として多量のリン酸塩が使用されています。そのために、リンとカルシウムのバランスが崩れ、リン過剰(酸性)体質になりがちです。
リン過剰(酸性)体質になると、血液の粘度が高まり、ネバネバになってしまいます。細かい毛細血管にまで血液が流れづらくなるので、老廃物が蓄積しがちになってしまいます。すると、内臓器官の働きが鈍くなり、神経系統やホルモンの分泌にも影響が…。

これを防ぐには、カルシウムを充分に摂ることが重要です。
過剰摂取になりがちなリンの摂取量とカルシウムの摂取量を等量に近づける、ということですね。カルシウムをしっかり摂取することで、体液の浸透圧が調整され、血液の酸性化を防いでくれます。
ただカルシウムは、そのままの形だと吸収されにくく、排出されてしまいます。イオン化されて溶けやすい形になっているものを摂取することで、吸収効率を上げることができます。

当社のイオン化酵素ミネラル食品(メルゲン)は、アルカリミネラルを豊富に含む牡蠣殻から製造しています。製造過程でイオン化することによって、より、体内で成分の吸収が促進されます。成分中の約6割がカルシウムで出来ているため、メルゲンを飲んでいくと、加工食品の多い現代の食生活において体内のバランスを保ちやすくなります。

イオン化カルシウムをしっかり摂取することで、血液・体液をより“キレイ”に近づけましょう!