カンタン解説・神農本草経!
弊社社長による製品説明会をご覧いただいた方は、耳にしたことがあるかもしれない『神農本草経(じんのうほんぞうきょう)』。でも一体これは、怪しげな経典なのか、呪文なのか・・・!? そんな、ジンノウホンゾウキョウについて、今回のマガジンでざっくり簡単にご紹介します !
『神農本草経(じんのうほんぞうきょう)』は、中国で最も古いとされる薬草の本で、薬や食べ物を「上品(じょうぼん)・中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)」の三つに分けてまとめたものです。書名にある「神農」は、古代中国の伝説上の帝王で、人々に農業を教え、薬草の知識を広めたとされる存在です。神農は、自ら数百種類の草を口にして効能や毒性を確かめたという伝承があり、その経験に基づいて本書が編まれたと伝えられています。
さて、この書では、
と三つに分類しています。
特に注目すべきは、薬と食べ物をはっきり分けていること。「上品」は薬のような強い成分のものではなく、どちらかといえは良質な食事に近く、いくら摂取しても問題がないとされています。一方、「中品」、「下品」は、薬の効果のあるものが多く含まれています。つまり、毎日摂るものは体を養う「食」、病気の時にだけ使うものが「薬」だという考えです。
薬は強い作用があるため、必要な時にのみ集中的に用いるもの。ふだんは体にやさしい食養生を重んじる。この知恵が、BIOTECの製品にも生かされています。
サプリメントというと、つい即効性を期待してしまいがちですが、当社の製品はそうした、効き目の早い薬とは少し違います。『神農本草経(じんのうほんぞうきょう)』の中で“体にやさしく、長く摂り続けられるもの”とされている「上品」(じょうぼん)
──当社の製品は、まさにこの「上品」に分類されるものです。 たとえば、菌食の原料である椎茸や霊芝、また、(イオン化酵素)ミネラル食品のメルゲンの原材料であるカキ殻などは、すべて『神農本草経』でも「上品」として記されています。
これらは、日々の食事のように継続して摂ることで、体の土台を整えてくれる存在です。この日々の食養生ができていないと、「下品」に分類されるような即効性のある薬の効果も、十分に発揮されません。
現代においても、「上品」を中心とした健康の考え方は、実は最も欠かせないものなのです。