ティファニーで菌食を
かの有名なオードリー・ヘップバーン嬢扮するホリーが、ティファニーで気ままに朝食を楽しむあまりに知られた映画。アメリカ人の人生観を変えたとまで言われる、富と自由を愛するホリーの奔放さには、恋する側はつらく感じてしまうでしょうが、これほどわがままに生きられるのも生命力の発露(?)。魅かれてしまうのは仕方ないのかもしれません。
生命力とはそもそも、身心のバランスが整った状態をベースとして、充分に働きが高まったときにうまく発動します。この状態にあるときは、おもむくままに行動すればするほど、人生のタイミングやリズムが合ってくるものです。運が良いなあ、うらやましいなあ、と思える人は、何かのチャンスが巡ってきたときに、迷わず生命力をスパークさせて、適切な選択肢をつかむことができる人とも言えます。
さて、波やリズムにうまく乗るためには、大脳で考えて判断するよりも、重要なことがあります。それは腸内細菌の働きです。肚の声を聞くとでもいいましょうか。実は脳に対して指令を出しているのも腸だ、ということも最近わかってきています。食べたいもの、行きたい場所、生活習慣や趣味嗜好も、腸内細菌によって自ずと人間が動かされていると言えます。
ということは、無理なく菌食をじっくり摂り入れて、腸内細菌たちの働きを高めていけば、おのずと右か左か、りんごかバナナか、この家かあの家か、結婚すべきか否か、A案かB案か、の判断時に、より生命力の高まる選択肢を選びやすくなるとも言えます。正解のない人生において良い意味での「適当さ」を手に入れるには、そもそも自己の生命力=腸内細菌の力を高めておく必要があるのです。
頑張る必要はありません。菌食は食事の一環ですので、お酒でも、牛乳でも、お気に入りのジュースやただのお水で飲んで頂いてもかまいません。飲む時間もお好きにどうぞ!ホリーのように、ティファニーの朝に試してみても良いかもしれません。筆者はパウダー使い —ホットミルク替わりに就寝前に幸せの時を過ごしています。ぜひリズムに乗って菌食ライフを楽しみましょう !