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2024.05.15

アンチ・コレステロールにご注意!

生活習慣病と聞くと、かならずセットで出てくるのが「コレステロール」。なんとなく脂肪分が多そうな、血液がドロドロになりそうなイメージを抱いてしまいがちですが、人間の細胞膜やホルモン、胆汁などを作り、からだの内側の働きをささえる重要な脂質でもあるのです。また、髪の毛や皮膚を滑らかにしてくれるため、病気を過度におそれ、コレステロール値の高い卵を食べなくなった高齢の女性が、はりのないパサパサの肌になってしまった、などというトラブルも起きたりしています。

たしかに脂質の多すぎる食事によって、悪玉コレステロールが増えると、動脈硬化が進み心筋梗塞や脳梗塞といったショックな病気にみまわれることも。ドロドロした血液状態をひきおこし、血管が狭くなって詰まりやすく、破れやすくなってしまったことが原因です。ここにプラスして喫煙やストレスが加わりでもすると、一触即発です!

 

とはいえ、脂肪自体の消化・吸収を促すのも、実はこのコレステロールから作られた胆汁酸です。あり過ぎても駄目ですが、なさ過ぎても、体内の働きのバランスが崩れ、かえって脂肪が吸収されなくなることもあるのです。

 

それにもう一つ、とても大事な働きとして、コレステロールが免疫や炎症にかかわる細胞の活動を助けているのです。コレステロールが不足し過ぎると、細菌やウイルス、がん化した細胞をやっつけることができなくなってしまうのです。なにごとにも言えるかもしれませんが、中庸とバランスが健康観にも必須といえましょう。

 

自然のバランスから生まれた菌食は、摂り入れた食物を分解し、良いものは身心の活動エネルギーへと変え、悪いものは排出する腸内細菌の働きを助けます。またイオン化された酵素ミネラル製品も一緒に摂り入れると、酸化に傾きがちな体を弱アルカリ性の、理想的なバランスへと戻してくれます。ぜひ自然な健康観で身心を健やかに!