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2023.06.14

内臓性格診断

子どもが遊んでいるのを見かけると、怒りん坊の子はおもちゃを叩きつけているし、おとなしい子は地べたで絵本を読んでいる。三つ子の魂百までとはよく言ったもので、幼い頃から人の性格は変わらない、とは定説でしょう。

ところが、大人になって痛切に感じるのは、日によって体調はたえず変動し、大まかな性格は変わらずとも、やけに落ちこむ日もあれば、中低空をゆるやかに飛べる日もある。いつもなら聞き流せるのに、今日はその一言が気になって仕方がない。この朝の、少しだけ爽快な感じが、月曜の午前中で一瞬にして吹き飛んでしまう。

お待ちください。単に大人の身心は疲れているというだけでなく、内臓の働きがあなたの性格を左右しているというのはご存じでしょうか。

「肝」に負担が来れば、気が弱くなる。

「腎」に負担が来れば、疑い深くなる。

「肺」に負担が来れば、理屈っぽくなる。

と昔から言われています。

ここで言う「肝」「腎」「肺」とは、物理的な内臓器を超えた「働き」を指した、東洋医学的な発想からくる言葉でした。しかし、杉田玄白らが西洋の医学書を翻訳したときに、「肝臓」「腎臓」「肺」と、臓器自体にその名をつけてしまったのです。

つまり、内臓は複雑な連携をしながら、全体バランスをとっているため、内臓のいずれかに負担がかかると働きが低下し、その時の「気分」や「仮の性格」をつくってしまうのです。春先は「肝」に負担が来やすく、不安になりがちです。もしマイナスの方向に物事を捉えてしまうとしたら、仮の性格を疑って自分を追いつめる代わりに、ぐっすり寝て肝臓を休ませてあげてはいかがでしょうか?

菌食は身心全体のバランスを整え、イオン化酵素ミネラルは血流や神経の働きを促すよう助けてくれます。「性格」のバランスも取り戻し、日々、健やかに過ごしましょう。